文字サイズ変更

  • 特大

日常生活リハビリテーション
IADL

IADL向上への働きかけ

IADLは『Instrumental Activities of Daily Living』に頭文字を取ったもので、日本語では「手段的日常生活動作」を言い、食事・排泄・入浴等に該当するADLよりも複雑かつ判断を伴う日常生活動作のことを指します。具体的には、買い物・食事準備・洗濯・服薬管理が該当し、これらの日常生活動作を維持することは『QOL(生活の質)』に大きく関わります。日野病院では、実際に買い物に出かける等の実践的な日常生活リハビリテーションを実施しています。また、リハスタッフは観察・見守りだけで、あえて介助せずにご自身で最後まで行っていただく場合が多々あります。これは退院される時に患者さんではなく『自立できる人』として、ご自宅に帰っていただくための『日常生活リハビリテーション』を提供しています。

『IADL』の向上に向けた取り組み

日野病院が取り組むIADL向上に向けた
『日常生活リハビリテーション』とは?

日野病院では、入院患者さんがご自宅に帰られた直後から、不安なく日常生活を過ごしていただけるように、『日常生活リハビリテーション』に取り組んでいます。

日常生活リハビリテーションのポイント

  • ・ご自宅での普段の生活状況に合わせて、日常生活の一連の流れの練習を行います。
  • ・患者さんの病前の生活や環境を入院当初から確認し、ご自宅に即した環境の中で練習を行います。
  • ・患者さんは在宅復帰後を具体的にイメージしながら、意欲的に練習を行うことができます。
近所のスーパーでのお買い物はできるかしら?

実際にスーパーにて
日常生活リハビリ
テーションを実施

「カートを押しながら、商品を手に取り、カゴに商品を入れる」等、ご自宅の生活状況を踏まえて、リハスタッフと共に一つひとつ解決していくことで、不安なく在宅生活を送るイメージを持っていただきます。

  • 掃除の練習

  • 着替えの練習

  • 入浴の練習

  • バス乗降の練習

  • 料理の練習

  • 洗濯の練習