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  • 特大

Tel 072-235-0090

リハビリテーション

当院が最も得意とする分野で、高い治癒率と評価を得ています。障害を残された方でも前向きに回復していただけるよう支え、励まします。基本的な患者さん個々の人権を尊重したプログラムを作り、カンファレンスで練り上げたプログラムに沿ってリハビリテーションを受けていただいています。

環境・設備

療養環境は治癒成績に深く関係があるとされています。環境として、まず300m2以上の広さが必要です。当院では、リハビリテーション室1(約500m2)、リハビリテーション室2(約390m2)を設け、さまざまなプログラムを行っています。また、屋外においても、南棟屋上庭園や隣接する介護老人保健施設ソルヴィラージュとの間に全長約200mの遊歩道を設け、屋外リハビリテーションも行っています。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士やケースワーカーなど多くのスタッフでカンファレンスを行っています。

  • リハビリテーション室1
  • リハビリテーション室2

リハビリテーションの内容

1.理学療法

主に日常生活の動作(ADL)のレベルアップを行います。よく歩行障害の治療が画像になっていますが、このような治療です。

2.作業療法

指趾 しし (手足の指)を使った動作の機敏性のレベルアップを行います。動作の機能に関することで日常生活に欠かせない能力です。

3.言語聴覚療法

発語障害と嚥下(飲み下し)障害の改善を行います。むせのある方は特に対象となりますが、むせを少なくすることにより肺炎の予防にも役立ちます。

当院では、摂食・嚥下機能の状態検査(VF検査)も行っています。この結果に基づき、医師や言語聴覚士がその方に合った食べ物の形態を判断し、提供することができます。

  • 発語練習
  • VF検査

退院後の患者さんへの外来リハビリテーションのフォローとして、訪問リハビリテーションと
通所リハビリテーションのサービスを提供しています。

HAL®福祉用(下肢タイプ)

リハビリテーション室では、患者さんの身体能力改善のため、装着型ロボット「HAL®福祉用(下肢タイプ)」(以下、「HAL」という)を導入しています。
HALは、装着者(患者さん)の‘生体電位信号’を読み取り、それに応じて下肢を補助し、装着者自身の脚での歩行や立ち座りのトレーニングをアシストします。

HAL活用のメリット

・意思を反映した‘生体電位信号’が検出できれば、HALでの運動が行えるため、筋力が低下した方でも反復練習が可能となります。
・HALのアシストで実際に歩くことで、脳神経系のつながりが強化・調整され、身体機能の向上を促します。

リハビリテーション紹介動画

「継続は力なり」、リハビリテーションは
365日行っています。