ウィルス性肝炎
ウィルス性肝炎について
人に肝炎を起こすウィルスは多数存在します。
一般に知られる肝炎ウィルス5種(A型からE型まで)は、肝炎惹起性が明白で
あると認識されているものです。
このうちA型及びE型は経口感染で発症し、一過性感染のみで、慢性化はしません。
残りのB、C、D型肝炎ウィルスは主に血液由来感染で、急性肝炎とともに慢性
化の病態、つまり慢性肝炎、肝硬変などの病態があります。
D型肝炎ウィルスの増殖にはB型肝炎ウィルスの存在が必須で、B型肝炎ウィ
ルス感染者のごく一部にD型のウィルス感染を認めます。
慢性化しないものから肝癌への移行はありません。 |
肝炎ウィルスの検査について
わが国の肝細胞癌の多く(約90%)が、肝炎ウィルスを成因としているとされており、その約80%がC型、約10%強がB型です。この2種の肝炎ウィルスの検査が、市民検診として受けられます。
平成14年度〜平成18年度の5年間で原則1回、節目年(40・45・50・55・:60・65・70歳)の方が対象です。
ただし、節目年でなくともすこやか検診などで肝機能異常を認めたり、大きな手術暦や輸血暦のある方などは対象となりますので、興味をもたれた方は当院内科外来にて一度ご相談ください |
C型肝炎について
特に、C型肝炎は自覚症状がなく、検査をしてはじめて病気を知るという方が多いです。
現在、C型肝炎と診断された方に対して、インターフェロン(IFN)治療によるウィルスの排除→しいては肝癌への進展抑制が積極的に行われています。
また平成13年11月以降新たにリバビリン併用療法というものが承認され、以前よりより高い治療効果が期待できるようになっています。以前にINF治療があまり効果が期待できなかったウィルス群(C型肝炎ウィルスにもタイプ別分類があります)でも効果をあげてきていますので、すでにC型肝炎とはわかっていても治療をしていないという方がおられましたら一度お声をおかけください。 |
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